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ノルディックスキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ノルディックスキー: Nordic skiing)とは、北欧スカンジナビア地方で誕生・発展したスキー型である。1920年代後半から盛んになりはじめたアルペンスキーに対して、もともと実施されていた距離(クロスカントリー)、飛躍(ジャンプ)、複合(コンバインド)の3競技は「ノルディック(北欧の、の意)」と呼ばれるようになった[1]スキーブーツの爪先だけがビンディングスキー板と繋がれる構造であり、アルペンスキーと比較すると、かかとが固定されない点で異なる[2]

競技

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アンナ・ハーグ2011年ノルディックスキー世界選手権クロスカントリースキー女子10kmクラシカル走法)
ユーリ・テペシュ(2012年スキーフライング世界選手権団体)

以下の3つの型に分類できる。

クロスカントリースキー
長いストックと細長くて軽いスキー板で、雪原や整地されたなだらかなコースを滑る。冬季オリンピック正式競技である。
スキージャンプ
太く長いスキー板で、ジャンプ台から飛躍する。冬季オリンピック正式競技である。
テレマークスキー
アルペンスキーのように雪山やゲレンデを滑る。テレマークという名称は、特に技術や用具について、ノルディックの別名としても用いられる。世界選手権やワールドカップがある。

ノルディック複合ではクロスカントリーとジャンプの両方を組み合わせて競い、そのバイオメカニクスは深く研究されている。クロスカントリー競技では強靭さや持久力が、ジャンプ競技では空気力学的効率が必要で、それら両方を特定のスキルへ変換し[3]、練習や競技会において最適化させる[4]

バイアスロンはクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技だが、国際バイアスロン連合の管轄であり、FISの下ではノルディック種目に含まれない[5]

ヒアルロン酸疑惑

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2026年1月、スキージャンプで男子選手が飛距離を伸ばす目的で、男性器ヒアルロン酸を注入して肥大化させていると、ドイツ紙ビルト(電子版)が報じた。ジャンプスーツの股間部分が大きくなることで「」の効果で揚力が発生しやすくなり、飛距離が6メートル近く伸びる可能性があるという。アメリカのメディアなどが内容を転電。2月5日には世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ会長はミラノで記者会見し、この報道に対し、調査を約束した。ジャンプスーツの規定は厳格に定められているが、寸法素材の違反は失格になるが不正は存在する[6]

出典

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  1. 野々宮徹 (1997), 雪と氷のスポーツ百科, 大修館書店, p. 47, ISBN 4-469-26376-1
  2. Crego, Robert (2003). Sports and Games of the 18th and 19th Centuries. Sports and games through history. Greenwood Publishing Group. pp. 274. ISBN 9780313316104
  3. Linnamo, Vesa, ed (2007) (English). Science and Nordic Skiing. Meyer & Meyer Verlag. pp. 304. ISBN 9781841262291
  4. Prokop, Dave, ed (1975) (English). Training for Nordic Skiing. World Publications. pp. 95. ISBN 9780890370520
  5. Müller, Erich, ed (2012) (English). Science and Nordic Skiing V. 5. Meyer & Meyer Verlag. pp. 700. ISBN 9781841263533
  6. 「男性器肥大化」が大問題 スーツの揚力アップ?―スキージャンプ〔ミラノ・コルティナ五輪〕”. jijicom (2026年2月8日). 2026年2月15日閲覧。

関連項目

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