ノルディックスキー
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ノルディックスキー(英: Nordic skiing)とは、北欧のスカンジナビア地方で誕生・発展したスキーの型である。1920年代後半から盛んになりはじめたアルペンスキーに対して、もともと実施されていた距離(クロスカントリー)、飛躍(ジャンプ)、複合(コンバインド)の3競技は「ノルディック(北欧の、の意)」と呼ばれるようになった[1]。スキーブーツの爪先だけがビンディングでスキー板と繋がれる構造であり、アルペンスキーと比較すると、かかとが固定されない点で異なる[2]。
競技
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以下の3つの型に分類できる。
- クロスカントリースキー
- 長いストックと細長くて軽いスキー板で、雪原や整地されたなだらかなコースを滑る。冬季オリンピック正式競技である。
- スキージャンプ
- 太く長いスキー板で、ジャンプ台から飛躍する。冬季オリンピック正式競技である。
- テレマークスキー
- アルペンスキーのように雪山やゲレンデを滑る。テレマークという名称は、特に技術や用具について、ノルディックの別名としても用いられる。世界選手権やワールドカップがある。
ノルディック複合ではクロスカントリーとジャンプの両方を組み合わせて競い、そのバイオメカニクスは深く研究されている。クロスカントリー競技では強靭さや持久力が、ジャンプ競技では空気力学的効率が必要で、それら両方を特定のスキルへ変換し[3]、練習や競技会において最適化させる[4]。
バイアスロンはクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技だが、国際バイアスロン連合の管轄であり、FISの下ではノルディック種目に含まれない[5]。
ヒアルロン酸疑惑
[編集]2026年1月、スキージャンプで男子選手が飛距離を伸ばす目的で、男性器にヒアルロン酸を注入して肥大化させていると、ドイツ紙ビルト(電子版)が報じた。ジャンプスーツの股間部分が大きくなることで「帆」の効果で揚力が発生しやすくなり、飛距離が6メートル近く伸びる可能性があるという。アメリカのメディアなどが内容を転電。2月5日には世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ会長はミラノで記者会見し、この報道に対し、調査を約束した。ジャンプスーツの規定は厳格に定められているが、寸法や素材の違反は失格になるが不正は存在する[6]
出典
[編集]- ↑ 野々宮徹 (1997), 雪と氷のスポーツ百科, 大修館書店, p. 47, ISBN 4-469-26376-1
- ↑ Crego, Robert (2003). Sports and Games of the 18th and 19th Centuries. Sports and games through history. Greenwood Publishing Group. pp. 274. ISBN 9780313316104
- ↑ Linnamo, Vesa, ed (2007) (English). Science and Nordic Skiing. Meyer & Meyer Verlag. pp. 304. ISBN 9781841262291
- ↑ Prokop, Dave, ed (1975) (English). Training for Nordic Skiing. World Publications. pp. 95. ISBN 9780890370520
- ↑ Müller, Erich, ed (2012) (English). Science and Nordic Skiing V. 5. Meyer & Meyer Verlag. pp. 700. ISBN 9781841263533
- ↑ “「男性器肥大化」が大問題 スーツの揚力アップ?―スキージャンプ〔ミラノ・コルティナ五輪〕”. jijicom (2026年2月8日). 2026年2月15日閲覧。
関連項目
[編集]- ウィンタースポーツ
- ノルディックウォーキング
- ノルディックスキー世界選手権
- パラリンピックのクロスカントリースキー
- シットスキー(下肢障害者が座位で行うもの)